経歴
2007年 入社/営業購買部 営業Grに配属
2008年 KANEMITSU PULLEY CO., LTD. (タイ)へ駐在
2012年 経営企画部に配属
2014年 海外事業統括室に配属/海外事業統括室長に就任
2019年 KANEMITSU PULLEY CO., LTD. (タイ)代表取締役社長に就任(現地駐在)

Q1.現在の仕事内容を教えてください

海外子会社であるタイ・カネミツプーリーで、社長として勤務しています。

Q2.会社との出会いはどのようなものでしたか

タイ(バンコク)の大学に留学中、先輩からカネミツを紹介していただき、地元(明石)に本社があり、タイに工場がある会社ということで興味がわき、ホームページからコンタクトをとりました。

Q3.今までの仕事の中で苦労したことを教えてください

入社後1年2か月の研修期間を経て念願のタイ勤務となりましたが、日本との違い、例えば社員が定着せずに退職していく様子を目の当たりにし、ヒトに仕事がついてしまうと退職時に引き継げずに苦労するということを肌で感じました。

Q4.今までの仕事の中でやりがいを感じたことを教えてください

まさに今、感じているところですが、会社の方針は単年だったり中長期だったりでありますが、その方針達成のためのプロセスは各部門・各人で「進め方」が異なります。より多くのメンバーが同じ方向に向かって進んでいくことで、その力は大きくなり、スピードも速くなるのだと思いますが、そのためには『求心力』が必要になります。
1つのことを前に進めようとしている時、思い描いていた姿に向かって進んでいると感じられた瞬間に、やりがいを感じます。

Q5.駐在経験についての感想を教えてください

私はタイ語が話せますし、読み書きもできますが、言語能力だけではヒトは動かない、ということです。言語能力とコミュニケーション能力は別物であるということを駐在勤務を通じて学びました。
また、海外勤務では自分で担当する業務範囲の縛りが無いというか、興味のあることは何でも学ぶことができる、その環境が目の前に無限にひろがっているので、自分次第で滞在期間の中身が変えられるので、やはり若いうちに経験しておくべきだと思います。

Q6.当社初の女性執行役員として日頃感じていることがあれば教えてください

「私に務まるだろうか」というのが当初の正直な気持ちでしたが、誰でもなれる役職ではなく、会社に選んでいただきましたので、出来ることから始めていこうと思い直しました。これまでの男性中心と言わざるを得ない職場環境を、女性も働きやすい環境にしていくために、まずは「見える化」し、気づいたところから「変えていく」ことが役目なのだと今は理解しています。

Q7.女性活躍関連制度の整備に対してどう思いますか

タイで学び、タイで仕事をさせていただいた私から見ると、管理職に男性しかいない日本の組織のほうがアブノーマル。女性自身が自らのキャリアアップについて、自身と向かい合い、今を否定することからはじめなければならないと思いますが、これまで長きに渡り補助的業務が中心であったところから、役割と責任を意識するようになるになるには、教育の機会が重要であると感じています。

Q8.子育てをしながら働き続けることに対してどう思いますか

これもタイで生活経験のある私からすると、子育てをしながら仕事をすることは自然のことでありましたが、個々の家族でその育児環境が違います。ですが、子どもが小さいうちは、頼れるものにはしっかり頼ることと、自分自身が無理をしすぎないことが、両立のコツかもしれません。育児期間は限定的なケースが多いので、その間をサポートできる会社制度の整備が順調に進んできていると感じています。

Q9.学生時代の経験で役に立ったこと・しておけば良かったと思うことはありますか

英語を勉強しておく(笑)
私は学生時代にタイ語に特化してしまったのですが、当社は海外工場が4拠点もありますので、やはり英語をビジネスレベルで習得しておくことが重要ですね。前述のように、言語はツールでしかありませんが、そのツールもなければコミュニケーションの一歩が踏み出せないと思います。

Q10.最後に就活生の方々へメッセージをお願いします!

将来どのような仕事に就きたいか、学生のうちに決めるのは難しい。インターンシップ制度で会社の業務に触れる機会はあっても、それでも一部しか見えていない。インターネット等を通じてたくさんの情報が入ってくる時代ですが、頭でっかちにならず、会社訪問やインターンシップを通じて感じ取った「雰囲気」を大事にしても良いかもしれませんね。(ちなみに、私はこの会社を初めて訪問したときに、「アットホームな雰囲気」を感じ、楽しくやっていけそうだと思って決めました。)