カネミツは、「良いモノをつくれば世界から買いに来てくれる」との固い信念から、事業拠点を国内に集約してきましたが、最新のマーケット情報や主要供給先であるカーメーカーの動向をいち早くキャッチし、新たな事業の展開に役立てていくために、1999年11月にタイ現地法人として「KANEMITSU PULLEY CO., LTD.(以下KPC)」を設立。2001年2月から、本格操業を開始しました。

 KPCは、02年62万個、03年120万個、04年200万個と順調に生産規模を拡大。05年には年間300万個の自動車用プーリを生産し、地元タイのメーカーをはじめ、インドやマレーシアなど周辺国にも製品を供給しています。また04年8月からは、エンジンのオーバーヒートを防ぐ重要なキーパーツであるプラグタイトの生産を開始。年々事業規模を拡大しています。

 またKPCでは、品質管理のスタッフ全員が「ISO9000」の内部審査員資格を取得。国際標準の品質基準に基づいて徹底した品質管理を行い、コストの削減だけでなく、製品の信頼性向上にも全力をあげています(品質保証の頁をご参照下さい)。

 グローバルなスケールで事業展開を進める日本の自動車メーカー。今後はサプライヤにも、グローバルな視野の広がりと、ワールドワイドなスケールでの情報収集能力が求められます。カネミツでは、KPCを世界に開かれた情報拠点として機能させ、カーメーカーの世界戦略に呼応しながら、事業展開を進めていきたいと考えています。

 世界の市場で高い評価を受ける日本の自動車の品質を部品づくりを通じて支えているのがカネミツです。
カネミツは、プーリ、スプロケットをはじめとするエンジン部品から、ピストンなどのミッション部品、エアバッグ用部品まで、自動車の性能と品質を支える機能部品を設計開発から製造までの一貫体制で生産しています。

プーリ事業

 動力を伝達する機能部品として、エンジンになくてはならないプーリ。カネミツは数千種にのぼるプーリを開発・生産し、国内最大手のメーカーとして知られています。独自発想のプレス加工と回転成形法により一枚の薄鋼板から一切熱を加えず、切削粉を出さずに製品を一体成形。材料を無駄にせず、高品質、低コストと環境にやさしいOnly−One製品を生産しています。

新商品事業

 自動車エンジン用のプーリで、世界でも屈指のメーカーへと成長を遂げたカネミツ。それを支えているのが、回転成形法とプレス加工を両輪とする独自の加工技術、金型・設備の内製化技術です。それぞれの特徴を応用した技術やそれぞれを組み合わせた複合技術で新製品の開発・商品化を行なっております。
新商品事業の展開へ、挑戦は続きます。
カネミツは、プーリの開発と生産を通じて培った技術を活かし、スプロケットやエアバッグ用部品などの機能部品を開発・生産しています。長年培った精密プレス技術、一体成形技術は、従来、切削加工やファインブランキングで製造されていたものを1枚の鋼板からつくることを可能にし、製品のコストダウンに貢献します。